ツァイスイコン コンタックスⅡM33476(その295) 最終期ロットOH済 完全動作 極上美品
ツァイスイコン コンタックスⅡ型はブラックコンタックスの後継機として1936年春に発売されました。このデザインは一眼式距離計ファインダーとバヨネットマウントとセルフタイマーを備え、その後のすべての距離計連動式35mmカメラの原型になりました。ライカM3やニコンS、今日のコシナーのツァイスイコンやコニカのヘキサーRFも、基本的にコンタックスⅡ型のような外見をしているように思います。今回の出品はクロムの輝きも美しい戦前最後期(戦中)のコンタックスⅡ型です。完全な動作品が入手できました。先のオーナー様が丁寧にオーバーホールされて、さらに外装も黒塗りなど一部レストアされておりきれいに仕上がっていました。シャッターテープは黒色の化繊に交換されています。スローも安定しており、1/1250も全開しています。下幕の先走りが認められましたので手直ししました。巻き上げは非常に軽くなめらかです。これは驚くほど軽いです。セルフもOKです。ファインダーは少しくもりが認められましたので分解クリーニングしました。現在レンジファインダーは非常にクリアで、無限も上下も良く一致しています。二重像もくっきりしています。ヘリコイドも軽くなめらかです。外見的には黒塗りもほとんどはがれがありません。多少の使用感はありますが前プレートもトッププレートもクロムメッキが非常にきれいです。この時期のクロムメッキは肌理が粗くなっています。カウンターとアクセサリーシューのあいだに小あたりがあります。裏ブタのイボは取りました。距離目盛はm表示です。三脚穴は太ネジです。シューの番号と裏ブタの番号はともに#M33476です。このシリアル番号#Mはドレスデンのツァイスイコンで終戦前に製造された最後期のロットです。非純正のメタルスプールが付きます。距離計は合わせやすくヘリコイドも軽いので実用にする方には必ずご満足いただけると思います。またコレクターの方にもお気に入りいただけると思います。今後のメンテナンスや修理調整などの希望にも対応できます。写真中のレンズは装着例で商品には含まれません。送料落札者負担で10日以内の返品をお受けします。返品に関しては自己紹介をご覧ください。