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絶版希少本 日本陶器の鑑定と鑑賞

常石英明 著 金園社 昭和51年26版 約19ｘ13.5ｘ2.5cm 332ページ ハードカバー 巻頭カラー口絵写真、本文モノクロ

※絶版 ※別刷りの年号西暦対比表・陶磁器歴史略年表付
日本のやきものの歴史、全国各地の諸窯と陶工（主要な陶工はその系図、窯印、陶印なども多数掲載）、 茶碗と茶入の鑑賞、陶磁器の評価（価格・短評）一覧、全国の諸窯総覧、茶道家系図、名物陶磁器などこの一冊に整理分類し、初心者にもわかりやすく解説、コンパクトにまとめたもの。鑑賞に必要な知識や見どころ、作風、陶土、焼成、釉薬、技法や窯印など鑑定に欠かせない情報を多数収載。巻頭カラー口絵写真では各窯様式を知る上で重要な作品を紹介。 日本のやきもの、陶芸に関するすべての概要を知ることができる、茶道具、茶陶、骨董品、陶芸家、古陶磁等愛好家必携の大変貴重な内容充実の資料本です。

【目次】より一部紹介 表裏見開き…有名窯の全国分布図 カラー口絵写真 ●一部 やきものの歴史 社会の動きより眺めて 日本陶器の発祥は出雲地方 外国から製陶技術を導入 新興の意気に燃えた桃山時代 茶道の宗匠たちと陶器 千利久 古田織部 片桐石州 大衆の中で花が咲いた江戸末期 作品を中心として 縄文式土器 弥生式土器 須恵器時代 奈良、平安朝時代 鎌倉、室町時代 初代藤四郎 二代藤四郎 三代藤四郎 四代藤四郎 桃山時代 瀬戸系 朝鮮系 朝鮮の陶芸技術について はじめて磁器に成功 磁器で栄えた有田 柿右衛門の赤絵と有田焼 赤絵の秘法と伊万里焼 慶長から徳川中期までに多い 李朝様式 六大古窯と楽焼 楽茶碗の誕生 江戸時代 野々村仁清の出現 末期に登場した清水焼 現代 日本色絵陶の発祥説について ●二部 全国の諸窯と陶工 京都の諸窯 概説 仁清 日本が生んだ製陶の天才 仁清の修業時代 仁清晩年の消息 仁清の子供たち 仁清鑑定の要点 作品全体のムードから見て 製作年代順より見て 仁清の印章 尾形乾山とその系統 鳴滝時代 丁子屋町時代 江戸入谷時代 乾山の後継者について ニ代猪八乾山 二代乾山次郎兵衛 三代乾山 四代乾山 五代乾山 六代乾山 粟田焼とその系統 錦光山宗兵衛 岩倉山吉兵衛 宝山文蔵 帯山与兵術 清水焼とその名家 海老屋清兵衛 清水六兵衛 二代六兵衛 三代六兵衛 四代六兵衛 五代清水六兵衛 清水七兵術 奥田頴川とその門弟 奥田頴川 青木木米 真葛長造 真葛香山 高橋道八 尾形周平 清風与平 和気亀亭 真清水蔵六 永楽焼 初代宗印 二代宗善 三代宗全 天下一宗四郎 西村家後代 初代永楽善五郎 二代和全 回全 三代得全 四代妙全 五代正全 当代 楽焼 楽焼の概説 焼物の種類と家系 阿米夜 初代長次郎 宗慶 二代長次郎 宗味 尼焼 常慶 楽家代々とその作品の特徴 三代這入 四代一入 五代宗入 六代左入 七代長入 八代得入 九代了入 十代旦入 十一代慶入 十二代弘入 十三代惶入 十四代吉左衛門 道楽 玉水焼 初代一元 任土斎 脇窯 本阿弥光悦 本阿弥空中 覚々斎原叟 近畿地方の諸窯 朝日焼 赤膚焼 古曽部焼 丹波焼 膳所焼 湖東焼 信楽焼 伊賀焼 高原焼 万古焼 祥瑞焼 中部地方の諸窯 瀬戸焼 瀬戸天目 瀬戸新製 美濃焼 加藤宗右衛門景春 加藤与三衛景光 加藤与三右衛門景久 源十郎景成 景延 景頼 景忠 黄瀬戸 瀬戸黒 志野焼 白天目 絵志野 無地志野 鼠志野 紅志野 織部焼 織部焼の起源と古田織部 織部焼の作風 青織部 総織部 鳴海織部 絵織部 伊賀織部 黒織部 赤織部 唐津織部 京瀬戸 曽谷宗伯 茶磨屋小兵衛 万右衛門 佐々竹庵 有来新兵衛 中田川光存 その他 御深井焼 豊楽焼 犬山焼 常滑焼 志戸呂焼 関東、東北地方の諸窯 今戸焼 乾也焼 相馬焼 益子焼 笠間焼 北陸地方の諸窯 九谷焼 九谷焼の由来と陶工 古九谷の作品と特徴 色絵古九谷 青古九谷 藍古九谷 青九谷 吉田屋窯 宮木窯 九谷瑠璃手 若杉焼 日本地方の諸窯 備前焼 備前焼の発祥と作品 時代別にみた備前焼の分類 熊山時代 山麓窯時代（古備前） 山麓窯（古備前） 大窯時代（中備前） 天保窯時代（天保窯） 伽前焼の壺について 火襷 胡麻 ヘラ止めの件 色備前 青備前 閑谷焼 虫明焼 仁清風の気品ある伝統を伝える 虫明焼の起源と陶工 姫谷焼 萩焼 萩焼の起源と作風 萩焼の系統 萩焼の系統別一覧表 深川荻 松本荻 三輸窯 佐伯窯 古萩の特徴 古萩の陶土 古萩の釉薬 古萩の作柄 鬼萩 出雲焼 楽山焼 楽山窯の系図 布志名焼 布志名窯の系統 九州地方の諸窯 唐津焼 唐津焼の起源と作風 唐津焼の窯系列による分類 岸嶽唐津 松浦唐津 岸嶽唐津 献上唐津 唐津焼の作風による分類 無地唐津 古唐津の条件 古店津の釉薬 絵唐津 朝鮮唐津 斑唐津 瀬戸唐津 伊万里焼 伊万里焼と有田焼は同じ 伊万里焼の分類と作風 染付 錦手 染錦 伊万里焼の特徴 柿右衛門焼 革命的偉業の赤絵つけ 柿右術門の家系とその時代 鍋島焼 鍋島焼の由来と時代区分 鍋島焼の作柄と特徴 上野焼 上野焼の起源と陶工 上野焼の作風と家系 高取焼 高取焼の起源と陶工 高取焼の作柄とその時代 古高取 遠州高取 小石原時代 福岡皿山時代 明治以降 博多人形 柳川焼 柳川焼の起源と陶工 太閤御朱印写 柳原焼 平戸焼 平戸焼の起源と陶工 平戸焼の一作風 八代焼 八代焼の特徴 八代焼の系統 小代焼 小代焼の起源と陶工 小代焼の作風 薩摩焼 薩摩焼の変遷と陶工 薩摩焼の作風 古薩摩 御判手 火計 色絵藤摩 対州焼 対州焼の起源 対州焼の作風と陶工 中庭茂三 船橋玄悦 志賀焼 四国地方及び琉球地方の諸窯 高松焼 尾戸焼 尾戸焼の起源と陶工 久野正伯の後継者たち 尼戸焼の作風 琉球焼 北海道地方 函館焼 札幌焼 小樽焼 ●三部 茶碗と茶入の鑑賞 茶碗の鑑賞 茶碗の概念 名碗の条件 茶碗の歴史 喫茶の風習は天平時代から 茶碗の文字の起源と用途 茶碗は日本、朝鮮から渡来 茶碗の形状 天目形 井戸形 熊川形 筆洗形 杉形 椀形 端反 筒形 半筒 鉄鉢形 塩笥 四方形 胴締 馬盥形 平形 編笠 沓形 唐人笛 馬上杯 片口形 高台の分類 茶碗の分類 名物茶碗 日本の部 朝鮮の部 日本の部 茶入れの鑑賞の仕方 茶入れの種類と部分の名称 茶入れの分類 唐物茶入れ 唐物茶入れの特徴 名物の唐物茶入れ 和物茶入れ 本窯の名物茶入れ 後窯の名物茶入れ 国焼の茶入れ 名物の陶磁器 名物の分け方、よび方 名物としての条件 名物帳 君台観左右帳記 茶器名物集 玩貨名物記 古今名物類聚 三冊名物記 雲州蔵帳 ●四部 陶磁器の評価一覧 現代有名陶芸家 価格・短評 近代物故の有名陶芸家 価格・短評 古陶磁の評価 ●五部 全国の諸窯総覧 『あ』～『わ』の部 茶道各流系図 表千家 裏千家 武者小路家 藪内家 堀内家 久田家 松尾家 宗偏流 遠州流 石州流 不白流
【著者＝常石英明・略歴】 明治44年高知県高知市に生まれる。昭和7年ごろから上村独笑、小野賢一環両氏に古陶磁を学び、当時の東京・世田谷美術同好会幹事などを務める。また大学在今中より本阿弥光遜の日本刀研究会に入り特別の指導を受け、四谷刀剣研究会および世田谷日本刀剣研究会等の幹事を努めながら刀剣、古陶磁、古書画などの研究を重ねる。著書に「日本刀の鑑定と鑑賞」がある。
【カラー口絵写真】 古伊万里金襴手五艘船の図鉢 信楽 みみずく香炉 桃山時代末期 奈良三彩 蓋付鉢 古九谷 色絵布袋の図 伊賀光悦茶碗 箱書き 佐野紹益 のんこう/ノンコウ/楽道入 黒楽茶碗 銘大黒ぬし 仁清 松と水仙の色絵茶碗 秋草の花色絵茶碗 乾山 雪に竹の絵黒茶碗 乾山 柄香炉 永楽保全 金襴手茶碗 青木木米 高麗写し茶碗 粟田焼 透彫色絵鉢 志野 若草の絵茶碗 志野 橋の絵茶碗 同高台 仁情 色絵茶碗 島津家伝来品 乾山・光琳合作 福禄寿角皿 志野 亀甲紋茶碗 志野 檜垣の絵茶碗 乾山 瀑布図金銀色絵茶碗 同裏面 志野 茶碗 小川芋銭愛蔵品 黒織部茶碗 はる風の 織部 徳利 古瀬戸 仏花瓶 千利休所持 黄瀬戸 型押草花文徳利 志都呂 手鉢 同裏面 祥瑞 染付茶碗 在銘 祥瑞 色絵茶碗 古九谷 色絵鳥の図中皿 大田便山遺愛品 朝鮮唐津 片口 信楽 鬼桶水指 室町時代末期 古備前 水指 江戸時代初期 古備前 建水 室町時代末期 伝姫谷焼 色絵遊魚の図 大皿 江戸時代初期

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＜絶版・入手困難本＞絶版・貴重な一冊です。 古本・品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。

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